ゲーム名 | シークレットムーン(SecretMoon) |
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ジャンル | 正体隠匿ゲーム |
人数 | 5~8人(6~7人推薦) |
時間 | 10~30分 |
年齢 | 10歳~ |
『シークレットムーン』のゲーム概要

シークレットムーンは、2つの陣営に分かれて行う正体隠匿ゲームです。
「姫」と「大臣」の二つの陣営があり、それぞれの陣営の人物ごとに能力を持っています。
その能力を用いながら姫・大臣が誰かを暴き、行動不能にすることが出来れば勝利になります。
『シークレットムーン』の各陣営キャラ紹介
姫陣営

- 姫:行動不能になったら陣営敗北
- 狩人:行動不能になってもデメリットはない
- 僧侶:姫陣営だが、周りからは大臣陣営に見える
大臣陣営

- 大臣:行動不能になったら陣営敗北
- 兵士:行動不能のデメリット無し。盗賊しか攻撃出来ない。
盗賊陣営

- 盗賊:姫・大臣どちらかの陣営になり切ることが出来る
『シークレットムーン』のゲーム準備
人物カード一覧表とチップを準備

人物カード一覧表とチップを配ります。
チップは、プレイヤーチップ(8プレイヤー分×3枚)と陣営チップ(姫・大臣)があります。
使い方は、後ほど説明します。
『シークレットムーン』のルールと遊び方
シークレットムーンは、以下の流れでゲームを進めます。
- 陣営を決める
- 行動順カードを引く
- アクションを行う
- 同様の手順で3ラウンド行う
①陣営を決める

姫、旅人、大臣、僧侶、兵士×4枚をシャッフルし、一枚ずつ各プレイヤーに配ります。
(※5人で遊ぶ場合は、僧侶と兵士4枚の中からランダムに一枚抜いておきます)
盗賊カードは、ゲームに慣れてから入れるのがお勧めです。

選んだ陣営のキャラカードは、自分以外の人には見せてはいけません。
選ばれなかったカードは中央に伏せておき、NPCプレイヤーとして扱います。
②行動順カードを引く

1~8の番号が書いた行動順カードをシャッフルし、各プレイヤーに配ります。
カードに書かれた番号の順にアクションを行います。
③アクションを行う
アクションは、以下の中から一つ選び実行します。
- 観察
- 質問
- 指名
- 隠れる/かばう
- 妨害
- 攻撃
- 待機
1)観察
他プレイヤー1人の人物カードを見ます。この時、自分が観察したプレイヤーが分かるようにプレイヤーチップを相手の傍に置きます。

2)質問
他プレイヤー1人に「そこにいるのは何者か?」と質問します。質問された相手は、人物カード一覧の『質問への返事』に書かれた内容を回答して下さい。

- 大臣:「馬鹿もん!わしは大臣じゃ!」と回答し、大臣の陣営チップを置く
- 姫、旅人:無言で姫陣営チップを置く
- 僧侶、兵士:「やぁ、ご同輩」と回答し、大臣の陣営チップを置く
- 盗賊:大臣か姫、どちらか好きな回答を選べる
3)指名
他プレイヤー1人、もしくはNPC1枚を選んで、人物名を宣言します。当たった場合は人物カードを公開します。外れた場合は、外したプレイヤーの人物カードが公開されます。
4)隠れる/かばう
プレイヤー1人もしくはNPCを選び、人物カードを横向きにします。横向きの人物カードに対して、そのラウンド中はアクションを行えません。
5)妨害
プレイヤーを1人選び、行動順カードを伏せて捨てさせます。
6)攻撃
公開されている人物カードを行動不能にすることが出来ます。なお、兵士プレイヤーは盗賊に対してしか攻撃することはできません。
7)待機
何もせず、手番をパスします。
④同様の手順で3ラウンド行う
全員の手番が終わったら、再度行動順カードをシャッフルし配ります。
同様の流れで3ラウンド経過後、ゲーム終了となります。
『シークレットムーン』の勝利条件
各陣営の勝利条件は以下です。
姫陣営(姫、旅人、僧侶)
3ラウンド目が終了 もしくは 大臣が行動不能
大臣陣営(大臣、兵士)
姫と旅人の両方を公開 もしくは 姫が行動不能
盗賊陣営(盗賊)
行動不能にならずに姫・大臣陣営が勝利
『シークレットムーン』のゲームに勝つコツ
まずは観察/質問で相手の正体を絞っていく
初手は観察/質問で決まりでしょう。相手の正体を絞っていく必要があります。
相手の正体がある程度わかったら、自分の正体がバレることはあまり考えずに相手の正体を暴くこと中心に動きましょう。あとは味方が何とかしてくれるはずです(笑)
「隠れる・かばう」や「妨害」は効果的
「隠れる・かばう」や「妨害」は普通のゲームでは補助アクションのような意味合いに聞こえて積極的に使用しない人も多い気がしますが、このゲームではかなり有効です。
むしろ、このアクション無しでは陣営の勝利は難しいでしょう。
姫や大臣を積極的にがばい、相手陣営のプレイヤーをひたすら妨害しましょう。
『シークレットムーン』のレビュー
相手の正体を予測し、同じ陣営同士で戦うのが楽しい
やはり正体隠匿ゲームの醍醐味とも言える、相手の正体を少しずつ探っていくのが楽しいですね。
シークレットムーンは陣営という括りがあるため、ゲームプレイ中にはある程度味方同士で会話することになります。そういったやり取りも楽しかったですね。
陣営や正体がバレても、案外行動不能にならずに済む
正体がバレたら終わるゲームもありますが、シークレットムーンでは自分の正体がバレても簡単には行動不能にはなりません。
自分が姫や大臣だった場合は敵陣営から狙われますが、案外味方陣営が守ってくれるものです。正体がバレても楽しめるところはこのゲームの良いところですね。
盗賊カードを入れることでゲーム性が変わる
盗賊は、姫・大臣陣営どちらからも狙われる陣営になります。
それゆえにプレイ時は孤独ですが、勝利した時は嬉しさが倍増します。中々勝利できないのが難点ではありますがね・・・(笑)
りりぃ個人的なレビュー点
星4.7!
シンプルに正体隠匿ゲームが大好きな自分はドハマりしましたね。
絵柄のデザインも可愛いし、アクションの選択肢が豊富なので一つの選択で勝ち負けが変わってきたりもします。やりがいのある正体隠匿ゲームだと思いますね。
難点は、やはり人数制限ですね。最低人数が5人からなので、ある程度人が集まらないとゲームがプレイできません。人数以外の難点はあまり見当たりませんかね。
正体隠匿ゲーム好きな人は是非プレイしてほしいところです!
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