ゲーム名 | タイムボム |
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ジャンル | 正体隠匿ゲーム |
人数 | 2~8人 |
時間 | 1~30分 |
年齢 | 10歳~ |
ゲーム概要

警察とボマーの陣営に分かれて、相手の正体を探りながら各陣営の勝利条件を満たすゲームです。
警察とボマーの人数はプレイ人数によって変わりますが、警察がやや多めになるように設定されています。
プレイヤー側のカードをめくっていき、警察は解除カードを全てめくる、ボマー側はボムカードをめくることが勝利条件となります。

カードは画像のように三種類あります。
左から、解除カード、ボムカード、しーんカードとなります。
各カードを規程の枚数(4人プレイ時は解除4枚、ボム1枚、しーん15枚など)準備し、各プレイヤーに5枚ずつ配ります。
しーんカードをめくっても、何も起こらずゲームが進みます。
カードが規定の枚数(四人であれば4枚)めくられると1ラウンドが終了し、全てのカードをシャッフルし各プレイヤーに配り直します。これを、計4ラウンド行います。
4ラウンド終了後、警察側とボマー側どちらの勝利条件も満たせずにゲーム終了となった場合はボマー陣営の勝利となります。
タイムボムの遊び方・ルール

上記図は、四人でプレイした時の大ざっぱな雰囲気です。
各プレイヤーの前にカードが5枚ずつ配られます。人数によって、解除カードとしーんカードの枚数が変わってきます。最初にカードをめくる人はランダムで決めますが、図の例ではA君がカードをめくる番としています。
A君:「解除カード持ってる人いる?」
B君:「2枚持ってるよ!」
C君:「1枚持ってるよ!」
D君:「2枚持ってるよ!」
A君:(真ん中のは解除カードの枚数チップだから4枚で・・・あれ、1枚誰か多く言ってるな)
この時点で、ボマーは嘘を付いているということになりますね。
警察側が嘘を付くこともできますが、嘘がバレるとボマーと疑われてしまうのでメリットは薄いです。

試しにA君がB君のカードをめくってみました。
見事に解除カードが引けたようです!!
解除カードがめくれたら、真ん中にある解除チップを一枚ひっくり返します。
今回は四人でプレイしており解除カードは四枚入っているので、解除チップが全てひっくり返されると警察側の勝利ですね。
カードがめくられた人が次めくる番になります。なので次はB君の番ですね。

B君はD君のカードをめくってみました。
しーんのカードだったので、特に何も起こりません。

D君がB君のカードをめくってみると、ボムカードをめくってしまいました。
これでボマー陣営の勝利となり、ゲーム終了ですね。
B君はボムカードがあることは隠して解除カードが二枚あると嘘を付いていたため、ボマー陣営ということですね。
ルール上では言動に特に制限はないためボムカードの有無を答えても問題ありません。
しかし、解除カードの正確な位置まで教えてしまうと一気に難易度が下がってしまうため、位置までは教えないようにしましょう。
タイムボムで勝つためのコツ
勝つためのコツは、警察側とボマー側それぞれで簡単に説明していきますね。
警察側で勝つコツ
警察側では、いかに早くボマーを見抜き、警察同士でカードのめくり合いが出来るかにかかっています。
どのようにボマーを判別するかですが、一番楽な例は解除カードが一枚も無いところへ突撃し、実は解除カードがあった場合です。これは明らかにボマーが嘘をついているケースであり、かつボムがあるリスクもほぼないのでおススメです。
あとは、ボマーが判別しなくとも警察側だと信頼出来そうな人が居たら、その人と自分でカードをめくり合うのも一つの手ですね。
終盤は、ボマーに手番を渡さないことがコツとなっています。
ボマー側で勝つコツ
ボマー側で勝つコツは、解除カードがあると嘘をつき、ボムカードを引かせることが一番に勝てる方法です。
解除カードを1枚も持っておらず、ボムカードを一枚だけ持っている場合、解除カードが1枚あると宣言してしまっても嘘がバレることはまずないです。自分のカードを全てめくられる前にラウンドが終了するので。
ボマー陣営になった場合は、とりあえず色々な嘘をついてみて効果的な嘘を探してみましょう!
タイムボムのレビュー(ここが面白い!!)
嘘で相手を騙せた時の快感!
タイムボムで一番気持ち良い瞬間は、間違いなくボマー陣営で相手にボムカードをめくらせた時です。
本当に快感なんですよね。あの、相手が驚く顔が・・・(性格悪い)
上手く嘘で誘導しないとボムカードは簡単にはめくってもらえないですが、上手く相手を騙せた時は物凄く快感です。
ボマーを読み切り、警察で解除カードを全てめくれた時の快感!
警察側は誰が嘘を付いているかを見抜く洞察力が必要ですが、プレイ中の尋問は自由なので理詰めの上手な質問をすると簡単に嘘が見破れる時があります。
他にも、解除カードは無いと言ったプレイヤーのカードを強行してめくって解除カードがあった場合にもボマーと見破れるので、ボマーを見抜いた時は嬉しくてテンションが上がりますね。
解除カードを全てめくるためには運が必要なケースもありますが、無事に全てめくれた時もやはり嬉しいものです。
ゲームに慣れたら、スパイ陣営もあるよ!

警察陣営とボマー陣営に分かれてゲームをプレイすると説明しましたが、ゲームに慣れるとスパイ陣営を追加することが出来ます。
スパイ陣営の勝利条件は、4ラウンド終了時に解除カードが全てめくられず、ボムカードもめくられていない時になります。
解除をめくるわけにはいかないため、一見ボマー陣営のような動きをすることになるため、ボムカードもめくってはいけないため非常に高度な思考が必要になります。
何回かプレイしてみましたが、動き方が難しくて勝ちにくいというイメージではありました。
ゲームに慣れたら挑戦してみてください。
りりぃ個人のレビュー点
星5.0!!
最高評価を付けてしまいました。
まぁ、個人的な評価なので忖度ありということで笑
正体隠匿系ゲームでありながらもルールは非常にシンプルで誰でもプレイしやすい、デザインも親しみやすい、丁度良い騙し合いが非常に楽しく何度やっても飽きないといった感想ですね。
警察とボマーの人数も固定ではないため、毎回違ったやり取りが楽しめます。
自分は恐らく100ゲームくらいはプレイしましたが、未だに必勝法は分かっていません。1R目にボマーが特攻するなど、無謀なプレイもまだ出来ていません。笑
難点があるとしたら、嘘を付くのが好きではない人には合わないかもしれません。まぁそんなこと言ってたら正体隠匿系のゲームはプレイ出来ないんですけどね・・・笑
正体隠匿系ゲームの中では個人的には人狼よりもおススメなので、是非プレイしてみてくださいね!
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